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     JAMATOな人々


夢幻に拡がる大家ゅぅ(だいうちゅう)〜〜♪



     パラレルワールドかもしんない〜?

          似たような話がどっかであったかもしんない〜!



         なお、全ての登場人物設定は架空でございますれば、 その点よろしく。



う〜〜〜ぅ  なんか 気持ち悪ぃ 

うげぇぇぇぇぇぇっうっぷ





















@  ジャマト発疹・・・発進!!
時に宇宙暦2002002年。

地球は今、何10回目かの大混乱を迎えようとしていた。

もう,毎年どこかで、ナニカで戦い、そのたんびに、チョウユウメイな観光地等が破壊されちゃいますが、すぐまた元通りになってるという、ふしぎな星ではあります。

ご多分に漏れず、今回も・・・・地球人はいい加減うんざりしてますが、人気もんの宿命と諦めるわけにも参りませんで、やっぱ、攻撃されたら、仕返ししなくちゃ、相手にシツレイになりますでしょう?レスはしなくちゃね、こまめに・・・

ってんで、今回の登場は「JAMATO」でございます。

ぢつは、今回のは、どっかから、“雄性爆弾”ってのが飛来して、地球の水分が干上がり、しかも、人類の皮膚からも水分が蒸発して、シワシワになっちゃう、という無差別攻撃なのであります。

で、人類の望みをかけた最初の地球防衛軍艦隊は、力不足かどうかしんないけど、ことごとく敗れ去り、起きた完調・・・オキタカンチョーの棺・・・館・・缶・・・・・・艦(やっと出た〜)一隻のみがほうほうの態で逃げ帰ってきましたとさ。

そのころ、痔漏腸星で訓練中のコダイ、シマ両名は、極冠に正体不明の宇宙船が落下しているのを発見。残骸の中には、すでに息絶えた美少女と通信カプセルが埋もれていたんだな、これが。

しか〜し、カプセルを持ち帰ったコダイはオキタから、兄のマモルが戦闘中行方不明になったことを聞かされてしまった。

カプセルの解読が進み、そこには恐るべき内容が書かれていたのである

“雄性爆弾”を送ってくれてるのは『GBER星』といい、自分ちが住めなくなってきたので、移住先を探していたら、地球がいいかなぁってことになったらしい(理由はわからん)。で、自分達が住み易いように勝手に改造してるそうで、そのための“雄性爆弾”なんだとさ。

 最初っからカラカラの星に行きゃ〜いいものを、なんでワザワザ他人が気持ちよく暮らしているところに出張ってこなくちゃなんないのか、心有る者には理解しがたい心理ですねん。CAFEに来なくても、おバカな出会い系はそこら中にあるじゃんねぇ。

閑話休題―――

メッセージは続く・・・

『 ワタシハ エステンダル ノ すたぁしゃ・・・チキュウ ノ ミナサン ・・・ウチニハ シワシワキン ジョキヨソウチ 《 こすもくりーなー シワニナラナイ そふらん C 》 ガ ゴザイマシテヨ・・・デモ ジリキ デ トリニキナサレ・・・』

すたぁしゃって美女は地球人類の「やる気」をためしているのだろうか?

外宇宙航行用エンジンの設計書とともに送られてきたメッセージに、地球人はイマイチ納得してなかった。

(そふらんC の設計図もついでに寄越しゃいいじゃん・・・)

なんて、思ってはいけないのである!。

し、しかし、今の地球に外宇宙航行用に耐えられる宇宙船が残っているというのだろうか?

なにせ、オキタ艦一隻しか帰還しなかったじゃん、しかもボロボロだし。

その頃、ニホンキュウシュウ沖にGBER星からの偵察機らしいUFO(あんあいでんてぃふぁいふらいんぐおぶじぇくと)が!!

コダイとシマは撃墜しようと出撃するも、若造ゆえかあえなく不時着。

「兄さんの仇を取りたかったのに・・・」と嘆くコダイの肩をしっかりと抱き慰めるシマ・・・(!?)

二人の目前には巨大な夕日を浴びてチン黙する過去の遺物が・・・!!

SOS地球! 甦ってくれよぉ〜〜ジャマトォ〜〜♪

A 遠吠え いっぱ〜〜っつ!

美少女モリユキに手当てを受けているコダイとシマの元に、地球防衛軍指令本部からの緊急呼び出しがかかる。

(なんだよぉ、これから、モリユキを誘って映画にでも行こうかと思ってたのに〜)とコダイとシマは同時に考えていたが、地球の大変な時に映画なんぞやってるニホンって、やっぱりノンキもんなのだろうか?

とにかく、断念して大人しく行く事にした二人。迎えのエアカーに乗り込むと、モリユキストーカークラブ部員・動物医のサドと、同じくロボット・穴らいざ〜が飛び込んできた。

四人は牽制しあいながらエアカーに同乗しているのだが、

「今日はいい天気ですね」 なんて言い合っている。地中深く潜っていってるというのに、天気なぞわかるはずないのに、

「そうだね、晴れてるね」

「明日は雨かも?」

「チジョウ 二 アメハ フリマセン」

なんて、独り言をうめいているだけかもしんない〜。

コダイらが連れて行かれた先は、巨大戦艦らしい内部である。艦橋に居並ぶ乗組員の中にはあの、モリユキの姿とオキタが居た。

どうりで、ストーカークラブ員が出張って来るわけである。

その時、けたたましいエマージェンシ〜のブザーが鳴り響いた!!

「巨大雄性爆弾が接近しています!!」 コスモレーダーに取り付いて報告するのはモリユキである。

かっこいいところを見せねばならない!早い者勝ちである。

たまたま近くにいたコダイが主砲の発射レバーを握っていた。

(やった!!)(くっそぉー!)・・・誰の心の声でしょぉ?

「まだだ!コダイ!エネルギーが足らん!・・・キカンチョー!!」

「エネルギー充填、60%・・・70、85、90・・・110・・120!!」

「よしっ!打てっ!!」

HADOUHOU

GBER星の巨大雄性爆弾は主砲のすさまじい威力に粉みじんに粉砕されてしまった(重複した表現に現れている)!!

「お、オレの主砲ってばすごいっ!」

「何を血迷っておるかぁっ!オマイのではなく、JAMATOのであるっ!」

「!!」

 それにしても、ものごとは、溜めが必要な時もあるのだ、と、コダイは思い知ったのである。

さて、なんやかやと大騒ぎのすえ、コダイは戦闘隊長に、シマはパイロット、モリユキはレーダー席に落ち着くことになった。

オキタはカンチョーである。

・・・・・

「小癪なマネを」・・・・その頃、JAMATO復活の報告を受けたGBER星の総統ですら〜は、自艦隊を結集させ、目障りなJAMATOへの反撃に備えるのであった。

B とりあえずワ〜プ!

          

・・・したら、配線の接続ミスかなんか知らんが、いきなりジュピタ〜のまん前に出てしまった。もう少しで激突・・・・ま、ガス星ですんで“飲み込まれ”るか、衛星にぶつかるか、ってとこなんですがね。

しかし、あいにくと、たまたま、《浮遊霊》・・・でわなく 《浮遊大陸》が横切っていたので、ホントにぶつかりそうになったんで、オキタカンチョーってば、

「テストを兼ねて、浮遊大陸を はどー砲で撃てぇぃ!!」

(いいのかなぁ〜?)と誰もが思ったが、ぶつかるのはヤダし、カンチョー命令だし、

ま、いいかってんで、コダイは

「対ショック、対閃光防御!・・・・はどー砲発射!」

HADOUHOU

浮遊大陸は木っ端微塵にふきとんだ。

「お、オレってばすごい・・・」 となにげに カンチョーはつぶやいたが、コダイが聞きとがめ、

「カンチョーのでわなく、JAMATOのです!」と、つっこんだ。

しかし、この、はどー砲発射のショックでエネルギー伝導管が切れてしまい、子供ができない・・・・でわ無く、連続打砲ができなくなったので、サタ〜ンの衛星タイタン基地に立ち寄り必要資材を調達することになった。

(まったく、設計に欠陥だらけじゃねぇか、え?そのたんびにオレの技量が疑われるんだよ!) と、一人腹を立てているのは工作班長サナダである。

(エステンダルに着いたら、すたぁしゃにサンザン文句言ってやる!絶対行くぞ!!)

サナダは寡黙な男なので、心の中に溜まりやすいのだ。貯めていいのは金と愛だけだぞ、サナダ!!

ぶつくさ言ってるサナダをほっといて、コダイとあならいざ〜は偵察に出た。あならいざ〜が何かを見つけたのだ。

それは消息不明だったコダイの兄・マモルの船だった。しかし、マモルの遺体は見つからず、金色の毛髪が一本落ちていた。

(?にぃさん、いつのまに染めたんだろう?) コダイの疑問だった。

コダイ・・・兄の行方は心配じゃないのか?・・・

資材の補給を終えたJAMATOはプル〜トへ向かった。ここに、GBER星の前線基地があり、ここから雄性爆弾が地球に発射されているのだった。

ここだけは放っては置けない。

ぷる〜とGBER星前線基地からは《反者衛生砲》が常にJAMATTOを攻め立てた。どこへ逃げてもぷる〜との衛星軌道にずらりと並んだ衛生砲が狙いを違わずエネルギー砲をあびせてくるのだ。

もはやこれまで!とJAMATOは腹を見せて、降参のポーズ!!

しかし、これはテキをアザムク巧妙な作戦であった。修理作業を急ぐ一方、コダイ、サナダ他数名が雄性爆弾基地の破壊工作に向かっていたのである。

サナダの天才的かつ勇猛果敢な作戦とあならいざ〜の正確なセットでみごと、基地は大爆発!崩壊した(よく脱出できたもんだ〜)。

さらに、すんごいことに、天才サナダはアステロイドを反重力官能機で艦体に付着させJAMATOを小惑星にカモフラージュ。GBER星軍がJAMATOを見失っている間に修理完了。しかも、付着させた岩盤でJAMATOをとりまくリング状に変形回転させ、敵の砲撃をはじくことにも成功した。

もっと早く作っておけばよかったのに〜とモリユキに言われて、サナダは萎れてしまった。

オンナってやつぁ、どいつもこいつも・・・と思ったが、口に出すのは止めた。

コワイもんな・・・

C さらば 太陽圏 離脱

司令本部から緊急連絡がオキタに入った。

アイハラ通信士が いつも司令長官の横に立っている美少女にひと目惚れしてしまい、用もないのに理由をこさえて通信してくるのを怪しんだ藤堂司令長官が、オキタにチクったのだ。

彼女は長官の一人娘だったわけね。

アイハラは大いに怒られて自暴自棄になり、ヤケノヤンパチ、JAMATOから飛び出した。

飛び出すったって、ここは宇宙空間だぞ!!

まぁ、漂ってたわけだ。

「アキコさん・・・アッキコすぅわぁ〜〜ん!!!」  ・・・・ 藤堂アキコね。和田デハナイ。

すると、前方に妙なもんが浮かんでるではないか!!

「こ、これは・・・・!!?」

アイハラはあわててJAMATOに取って返した。

「た、大変でありますっ!」 まぁ、戻る理由付けにもなるし、アイハラは内心ホッとした。

宇宙嫌偉である。ですら〜の贈り物であった。ツクヅク めいわくなヤツである。

しかし、JAMATO内では なぜか 大酒盛りの最中で、大騒ぎになっていたのである。

誰もアイハラが拗ねて家出したことに気がついてなかったってことかね?

サドがあならいざ〜にまで大吟醸を飲ませてしまったのが原因で、モリユキのスカート

をぺらんとめくって、しかも録画してしまったあならいざ〜をモリユキがおもいっきし蹴り倒し

バラバラになったのをサナダが修理中、んでもって、画像を回し見していたコダイ、

シマ以下数人を張り倒すモリユキの背後には一升瓶が数本ころがっている。

カンチョーとキカンチョーもまたどっちが一番オボコかでケンカしてるし、黒虎戦闘隊員らもオオアバレである・・・・

アイハラは

(そうか・・・不安はみんなも同じように持っていたんだ・・・)

なんて、ひとりごちて納得。

しかし、宇宙嫌偉はなんとかしないと、航行の邪魔になる。

黒虎戦闘隊員のカトーははどー砲でぶっとばせ!と息巻いたが、この中で、一人冷静なサナダは、JAMATOにも甚大な被害が及ぶと大反対。・・・で、またモメている。

うっとおしくなったカンチョーがコダイら戦闘隊員に、なんと手で片付けるように指示を出したのである。

鼻歌まじりで宇宙空間のおそうじをするJAMATO乗組員。

エライ!!ボランティア活動を宇宙にまでひろげるとわ!!

・・・・・・・・

ですら〜は、そのみごとな “作戦” にあっけに取られ、衝動的に

《 ジャマトの諸君、おみごと〜!今後ともよろしくぅ〜》

と祝電を打ってしまった。

お茶目なやつである。

D オリオンの願い星

誰かが「クリスマスパーティ」をやろう 、と言い出した。

こないだの酒盛りが鬱屈した乗組員の心を癒したのであろう。緊張ばかりでは、いざという時冷静に対処できなくなるのだ。

心的負荷は取り除かねばならないのだ。

館内では着々と準備がすすんでいる。館内放送も♪アヴェ・マリア♪がBGMのように、日がな一日鳴りっぱなしである。

―――なんかイヤな予感を覚える読者がいらっしゃる?―――

JAMATO展望台に、コダイとモリユキが居た。

ロマンティックな雰囲気のなかで 、コクりたいとコダイが彼女を誘ったのである。

モリユキはオリオンの燃え盛るα星に一心に祈っている風である。

「何をお願いしてるんだい?」

コダイは並んで星をながめつつ、左手がモリユキのおしり・・・デハナク、肩にふれよかなぁ〜どうしよっかなぁ〜といった風情で上下運動していた。

「ひ・み・つ・・・くすっ」

モリユキは意味深長な(けっこう不気味な)薄笑いをするだけで、何も答えようととしない。

「あのさ、モリユキ・・・」 コダイが意を決して告白しようとしたときである。

突然JAMATOが激しく揺れて、コダイはモリユキを押し倒す格好になった!

チャ〜〜ンス!ありがとう、シマ!なんて絶妙なタイミングなんだ!オマイはモリユキを諦めてオレを応援してくれるんだな?親友だぜぃ!!では、いただきます!

ってなことを、ほんの0.5秒の間に思い浮かべたのだが、我にかえると同時に強烈な股間蹴りにおそわれ、そのまま失神しかけた。

『コダイっ!!どこに居る!?さっさと持ち場にもどれっ!!敵だっ!!』

シマの怒鳴り声に♪アヴェ・マリア♪の成す術は無かった。

GBER星ですら〜からの 《 超強力磁気ネックレスバリアー攻撃 》であった。

JAMATOは身動きできないのみならず、巨大ミサイルが無数に接近!!

「カンチョー!!背後から分析不可能なナニカがウヨウヨ迫ってきています!!」

「なんだとっ?!」

前門の炎、後門のうようよナニカ、全空のミサイル・・・クヮ〜ッ!!なんてこったい?!

・・・・・

「ふふふふ、どうするね?JAMATOのしょくん。」

「総統、お嬉しそうですな。これをどうぞ」 

「!!しゅるつ、君はワタシの楽しみを下らない飲み物などで邪魔する気かね?!」

ですら〜は気の利かない部下を容赦なくぶっ殺してしまった。唐突でやっかいなヤツである。

・・・・・

「なんでアンナモノが出てくるんだ?」 

風邪でちょい具合の悪いカンチョーを診にきていたサドが驚きを隠せず大声を出した。

コダイ以下乗組員には何の事かわからない。

「ゲホッ、ゴハッ、ジュルジュル・・・わ、ワシのせいかも?・・・」 と オキタがうめく。

「カンチョー、あんた、まさか!?」 と おののく、サド。

「いや、だって、つい、さっき、館内のBGMに合わせて、ちょびっと歌っちゃって・・・」

「おおおお〜〜絶体絶命ですぞ、カンチョー〜〜」

「いや、ワシは別に構わんのだが・・・・」 ボカッ☆(← サドが殴った音)

コダイ以下乗組員には何の事かわからない。

分析不可能なナニカ・・・≪ 意味不明 宇宙生命体 ハヌキ ≫・・・・

これは知る人ゾ知る、知らない人は知らん、人の思考をエネルギーにして成長する生命体である。脳に直接、根を張るので一度引っ付いたら抜けないしろものである。しかも、ただ一人を除いては姿が見えないのだ。じゃまくさいのは、こいつってば、のべつ幕なし意味不明の駄洒落連発するのでうっとぉしいのと、思いもよらない『言霊』で過去にタイムスリップさせられてしまい、体内時計が狂いまくり、時間軸がねじまがって、人間関係もわやくちゃになってしまうことであった。

ね?そんな恐ろしい生命体に寄生されちゃぁ大変なことになるでしょ?

っつうこって、オキタは不承不承、コダイに指示を出した。

「じゃさ、しかたないから〜、前進すればぁ?」

「カンチョー、お体の具合悪いんですか?」

「まぁ、ちょっとね・・・・」

カンチョーだけでなく不安そうな、イヤそうな表情でコスモレーダーで情報を伝えるモリユキ。

モリユキ!怖いんだな!大丈夫だ、オレが守ってやる!!) コダイとシマが同時に思った。

宇宙服を着込み、灼熱地獄に必死で耐える。あならいざ〜が温度変化を刻々と伝える。

「・・・・・アト 2分デ センガイ塗料ガ トケハジメマス・・・・」

意味不明迷惑生命体ハヌキの団体に追われJAMATOは無謀にもオリオン座α星の火炎に突っ込んでゆく!!

やったっ!!

ハヌキの集団はα星に向きを変えたのだ!

( なぜっ?) ← 誰の失望の声でしょぉ?

α星は 『願い星』 である。無数の人々のさまざまな “思い” が渦巻く 《思念》 の星なのである。

JAMATO乗組員のちゃちい思い (たとえば〜モリユキのおパンツもっかい見たい〜とかさ) なんかより、巨大な思考エネルギーの塊なんである。

哀れハヌキはα星に飲み込まれていった。

≪ ハヌキ アルファルファ〜キラ〜〜イイィィィ ≫  絶叫が響いているが宇宙空間では届かない・・・

カンチョーだけが耳を押さえて涙していたのだった。 なぜでしょぉ???

だが、ほっとしたのも束の間、>

イレギュラーの巨大コロナがJAMATOを襲う!!

「コダイ!はどー砲でコロナを撃て!!」

HADOUHOU

・・・・・

そして、静寂・・・・

再びオリオンの三ツ星を見つめるモリユキは小さくつぶやいた。

「・・・ チッ ・・・」

E 銀河のEXIT

JAMATOは銀河系最大の難所“蛸星団”の手前でもう3週間も立ち往生していた。すさまじい磁気嵐のせいである。つっこんでいけば、バラバラ確実になるので、荒らしが止むまで待とうというのがシマの意見であったのだ。

カンチョーは風邪をこじらせたのと、ハヌキの一件からブル〜になっているらしく、館の操縦をコダイとシマに任せっ放しで自室に閉じこもっていたのだ。

コダイは苛ついていた。強行突破を試みようと再三言うのだが、後悔長シマは「待つ」の一点張りである。迂回しようにも巨大星雲をぐるぅり回ってなんて悠長なことをいってらんないのだ。時間は限られているんだ。

モリユキのこともわだかまりに有り、ついに二人は大喧嘩を始めてしまった。

当のモリユキはサドとあならいざ〜相手にもう何度目かの酒盛りの最中であった。

「どうしてオトコってのは結論をいそぎたがるのかしら〜?待つことも作戦のひとつよぉ〜!

ねぇ、サドせんせ〜っ!!ほれ、飲めっ!!穴!注げ!こるぁ!!」

JAMATOのなかで 一番の酒癖悪い人かもしんない・・・とあならいざ〜は分析したが、こわいので黙っていた。

大喧嘩を止めるのでもなく、戦闘隊長補佐のナンブがすんごくク〜ルな物言いで、

「お取り込み中申し訳ないんですがね、シマくん、コダイくん・・・荒らしが止んでるよ」

「うっそぉ〜!?」

ホントである。何時また吹きすさぶかわかんないので、とりあえず出航する。

止んだというより弱まったといったほうが正確であろう。多少の荒らしの影響も出ている。

館がギシギシと軋むのだ。

(エステンダルの設計ミスがまだどこかにあるんじゃなかろうか?) と、サナダは内心びくびくもんであった。天才かつ剛毅なのだが小心ものでもあるのだ。調度いいバランスっての?

恐る恐る進むJAMATO・・・・しかし、ご多分に漏れず、やっぱしってかんじで、荒らしがぶりかえしてきたっ!!油断大敵なのだ。

シマは手動操館に切り替える。コダイも手を貸し、二人で必死に館を操縦するのであった。

よっ!!オトコの友情はかっこええぞぉ!!

そして、ついにJAMATOは外宇宙へと乗り出したのであった。

・・・・・・

GBER星母艦に歴戦連勝の勇将、どめる将軍が凱旋してきた。

ですら〜総統は青い肌をピンクに染めて (むらさき色?)出迎え、彼にJAMATO討伐を命じたのである。

・・・・・・

JAMATOはエステンダル星との中間点といわれる、すずらん星に到達した。

しかし、そこに、手ぐすね引きっぱなしの、どめる将軍がワナをはって待ち構えていたのだ。

JAMATOを“宇宙の墓場” 《 がいあっくすとり〜む 》 に巻き込み、異次元出会い系断層に落とし込んでしまったのである。はどーエンジンが不能になってしまう空間では戦う事はおろか、館のエネルギーも吸い取られていく一方なのであった。

オキタカンチョーはコダイに逃走を命じる。

が、オトコ・コダイに承服できる事ではない。

「何故です?闘って死ぬ事こそ、オトコの本望じゃありませんかっ?!」

「・・・JAMATOの最大の目的はいったいなんだ?よく考えてみるんだ」

「・・・・・」

そうこうしている間にJAMATOの全エネルギーが吸い取られてしまって、身動きできなくなってしまったのだ。

「コダイ、お前がゴネゴネしてるから!!」

「シマ・・・お前もオレを責めるのか・・・ぐす・・・」

「でも、いったいどうすればいいのかしら・・・?」

GBER星軍どめる将軍が勝利を確信し、JAMATOめがけて奥の手を出そうとした瞬間、

なんとJAMATOがどめる将軍の目の前から忽然と消滅してしまったのである。

「???」

どこへ消えたJAMATO!!おおおお〜〜〜ぃぃぃ・・・・?

F つかのまの休息中

がいあっくすとりーむ からJAMATOは奇跡的に脱出したのだ。

なぜ?

訝しがるJAMATOの面々・・・すると大スクリーンに、久々にすたぁしゃの美しい姿が浮かび上がった!

『 JAMATO ノ ミナサン ワタシハ エステンダルノ すたぁしゃ・・・ヨク ココマデ タドリツキマシタワネ・・・がいあっくすとりーむ ノ エイキョウハ ワタシノ えねるぎー注入ニヨリ 無クナリマシテヨ・・・サア モウスコシデスワ オイデオイデ〜 』

おいでおいで〜・・・?!

目が点目の乗組員の中でタダ一人、苦虫噛み潰したような顔をしてサナダがすたぁしゃの微笑を見つめていた。

(どうやって送り込んで来たんだ?・・・・そうか、リカバリーが済んだのだな・・・。しかし、やり方を始から設計図に入れとけばこっちでなんとか出来たのかもしれないのに・・・・)

やっぱし、口には出さないサナダである。

JAMATOはすたぁしゃのお陰様で危機一髪どめる将軍の追随を逃れワ〜プしたのである。

オキタ他JAMATOの面々はまたもこれで彼女に頭があがらなくなってしまったのだな。

一方どめるの日記帳には

「 JAMATO、アナ無し・・・じゃぁねぇ・・・侮りがたし!」 と書かれたのであった。(ホントか?)

エネルギー注入の副次的産物ってやつで、地球との交信が回復したのだが、通信班長のアイハラはそれをしばらく隠していた。職務怠慢で軍法会議もんだが、彼にも切実なる事情があったのだ。

司令長官の娘、アキコの姿を求めて覗いていたのだ。彼女は地球防衛軍で働いているわけではない、そうそう父親のそばに佇んでいるわけではないのだ。

それでも、なんとかひと目会いたいという健気な男の子の気持ちを誰が責められるというのだろう・・・・

JAMATOの皆が責めまくった!!

「なんばしよっとね!?自分ばっかズルいんでないかい?!」 とか〜

「おれだって愛しいアノ子に会いたいんズラよっ!」 とか〜

「職権乱用すんなら、食券没収だぜよ!」 とか〜

そりゃぁもう、雄性爆弾並みの攻撃である。しかも、アイハラには、はど〜砲なんてシロモノは付いていなかったので、けちょんけちょんにやられまくり、ついに、その責めに耐え切れず倒れてしまった。

そしてオキタカンチョーは静かにアイハラに、

「 人生には確かなものなんて無いのだ。常に不安を抱えているのだ。しかし、明日を信じ、不安を克服してこそ、心の戦いなのだよ・・・」

と、わけのわからんことを言って、優しく諭すのであった。

・・・・・

どめる将軍はGBER星軍最強の武器を手に入れていた。

かんちょ〜ミサイルである。回転しつつ飛び、JAMATOはど〜砲の発射口にぶちこんで、中から治す・・・じゃなく、破壊するという狡猾かつエッチな巨大ミサイルであった。

「 ふふふふ・・・なんてステキなミサイルざましょ・・・」 どめる将軍は、おホモかもしんない。

(そしてアノすてきなコダ〜イとかいう青年とタタカイたい・・・・) ぬたぁ〜と微笑むどめる将軍の背中はオトコの色気がむぉんむぉんしていたのだ。

・・・・・

危うし、コダイ!!貞操の危機だぁよぉ〜!!

G 虹色星団の攻防

美しく虹色に輝く7個の恒星を間近に見て、一時の休息にモメていたJAMATOは突然の衝撃にあわてふためいた。

勝って兜の緒を締めよ!

勝っておしりの穴しぼれ〜〜(んまっ、お下品ざます!)!だが、実際問題として、はど〜砲にずっぽり 『 栓 』 がされちまったのだからたまらないのである。

何が何だかわからず右往左往する乗組員たちに館内放送が鳴り響く。

「 乗組員に告ぐ!全員居住区後方へ避難せよ!館首はど〜砲口に巨大ミサイル激突せり!!」

グリングリン回転しつつ館内奥深く押入ってくる“かんちょ〜ミサイル”を、サナダとあならいざ〜がなんとか抜けないかと探っていた。

「イタソウデスネ・・・」

「?!お前にわかるもんか!」

「イヤ ワカリマス ヒトノ イタミモ ヨク ワカリマスネン」

「人?ここは船館だぞ、痛いわけないだろう?」

「イヤ オナジ キカイ トシテ イッテイル マデデスネン」

「なるほどね・・・」

なにがなるほどなのか〜?とにかく、人と機械が分かり合えた一瞬であったことに間違いは無い。(なんのこっちゃ)

( しかし、何の前触れも無く突然出現したとなると・・・これは・・・?)

サナダはテキパキとあならいざ〜に指示しながら、一つの仮説にたどり着いていた。

「サナダさん!ミサイルの撤去作業はまだですかっ?!!」コダイの叫びがインカムを通して大音声をたてる。

「うるさいっ!気が散る!さわぐな!!」

「しかし、なんかオゾマシイものがいっぱい降ってきます!!」

?!

サナダの仮説が証明されたのだ。瞬間物質移送機で無数のどめる顔写真付きお手紙が狙い違わず第一艦橋にいるコダイのまわりに降り注いでくるのである。

「ハ〜トマ〜ク付きよっ」

もりゆきがはしゃぐ。

「なんとかしてくださいっ、サナダさんっ!」

「 よしっ。あならいざ〜これだ!」

「リョゥカイシマシタ」

突然かんちょ〜ミサイルが逆回転しはじめ、みるみるうちにはど〜砲口から抜けていく。

ねじまきの原理ね。

そのまま、きゅいんきゅいんとねじりつつ、かんちょ〜ミサイルはまっすぐ、どめる将軍の旗艦に戻っていったのである。

サナダ得意の因果応報攻撃かっ?

その頃、ラブレタ〜を転送装置にかけまくっていたどめるはミサイルが戻ってきたことに気づくのが一瞬遅れ、あわや激突という、すんでのところで旗艦をワ〜プさせた!のはいいのだが、ワ〜プ先がJAMATOのどってっぱらだったからたまらない。

どゎ〜〜いんん

大スクリーンにどめるのドアップが映し出された。

『 コダイくぅん、よくもワタシを袖にしたね?こうなったら道連れである。無理心中してやる!宇宙の覇者GBER星に栄光あれっ!』

「いかん!乗員緊急退避っ!」  ・・・ おそいだろ?・・・

どめる旗艦は自爆敢行! JAMATOどってっぱらに巨大な穴をあけて、どめるは宇宙の星屑となって消えた。

――それでも爆発しないJAMATOってすんごい――

H エステンダル確認

『 JAMATOノ ミナサン ワタシハ エステンダル ノ すたぁしゃ・・・・』

「カンチョー、すたぁしゃからの通信です」

「うんむ。いよいよ我々はエステンダル星に到着したのだ・・・」

おおお〜っ!

安堵と歓喜の声がJAMATOを包んだ刹那、

『 ふふふふJAMATOの諸君。おおきに、まいど〜』

大スクリーンに映し出されたのは青い顔を紅潮させ、むらさき色に頬染めた、ですら〜総統であった。

「なぜ、ですら〜がこんなにはっきりと!?」

「ああっあれを見ろっ」

二重連星だったのだ。GBER星とエステンダルは双子星。

片や美の星、片やシワシワの星・・・今まさに燃え尽きようとする母恒星を巡る、寿命の尽きた古い星だった。

「ですら〜って、シワを隠すためにあんなに青くなるまでお化粧してるのかしら?」とつぶやくモリユキの声を拾ったのだろう、ですら〜が金切り声で、

『 ちがうわよっ!!・・・・そうではない。我々の皮膚は青いんですぅ。お前もこうなりたいか?え?』

「ぬぁんですって?!」

「やめろ、モリユキ!俺たちにはGBER星を葬り去らないかぎり、エステンダルへの道は開かないんだ」

「わかってるわよっ!!やってやろうじゃないのっ!!まけるもんかっ!」

『 ふっふっふっふっ・・・・来るなら来てみんしゃい〜♪』

なんか、余裕じゃねぇか?おい・・・

・・・・・・

≪ですら〜・・・・≫

『 おお、めずらしいね、すたぁしゃ。なにか用かね? 』

≪もはや私たちの命運は尽きているのです。それでもまだ、闘うつもりですか?JAMATOと・・・≫

『ふふん。今更何を言っているのだね。それもこれも、君が私の求婚を受け入れずに、あんな小僧と・・・』

≪なにを仰るのでしょう?あなたには元々私に愛などはなく、ただ私の星のエステンダリウムが欲しかっただけでしょう?これをあなたに渡すくらいなら、星ごと爆発させてしまった方がよくってよ≫

『 ・・・・すたぁ・・・!』

≪あ、あなた・・いえ、なんでもないの・・・ですら〜もう何も言いません。あなたはあなたの運命を受け入れるだけしか残されてはいないのでしょうから・・・さようなら、お隣の星の方・・・≫

『!!』

・・・・・

なんか、意味深〜

I GBER星の崩壊

死の星であった。

大気は活性酸素に満ち、強酸性濃硫酸塩素混ぜてはイケナイぐちゃぐちゃの海、放射能渦巻き、火山は爆発しまくり、よくこんなところに生き物が生息しているもんだで、と、JAMATOの戦士達は驚愕した。

それでも、闘わねばならない。ボクラの地球を守るために!

悲痛な面持ちで挑む若者たちに、カンチョーの檄が飛ぶ!

「はど〜砲発射ぁっ!!」

HADOUHOU

そして、死の静寂・・・・

「こんな・・・こんなはずでは無かった・・・GBER星人も地球人もただ、シアワセに生きたいだけだったはずなのに・・・戦いではなく、愛し合うことが何故できなかったんだ」

「シアワセの尺度が違ってるんだもの、しかたないじゃないの。勝ったものの勝手な言い分だわよ、それ」

戦いに正義は無いということをコダイは胸に刻んだのであった。

エステンダルもまた死が支配する星であった。

『JAMATOのみなさん、よくここまでたどり着きましたね。さぁ、そふらんCの設計図ですわ。ここで作っておい来なさい。サナダさん、そふらんCにはエステンダリウム鉱石を内包させなければ意味がないのです。だから、設計図だけを地球に送っても無駄だったのですわ。』

「・・・・・」 美しい笑顔でこともなげに言われてしまうと今まで言ってやりたい事がいっぱいあったのに、何も口に出せなくなってしまったのである。

惚れたな?サナダ・・・・

「 !?マモル?コダイマモルか?」

「久しぶりだったな、サナダ」

行方不明のはずのコダイの兄、マモルであった。彼は宇宙空間を漂っている間に、すたぁしゃに助けられたのである。彼の命を救うにはやはりエステンダル鉱石の秘蹟が必要だったため、すたぁしゃはエステンダルへ戻り、妹のさぁしゃが変わりに地球へJAMATO宇宙船館設計図を運んだのであった。

「心配かけたな、ススム」

「にぃさんっ!」

「すたぁしゃさん、このままワシらと地球にきませんか。あなたは地球再建の恩人です。地球人こぞって歓迎することでしょう」

カンチョーは女王陛下に対するように恭しくすたぁしゃに申し述べた。

「ありがとうございます。ええ、そうさせていただきますわ」

「すたぁしゃ!」

<『ええ、マモル・・・あなた・・・』

「あなたぁ〜?」 すっとんきょうな声をあげたのは誰有ろう、サナダである。

「お、おま、おまえ・・・?」

「ははは、そういうことだ。ぼくたちには、ほら、娘も生まれたんだ」

(・・・て、てめぇ・・・俺らが命がけでここまで来る間に・・・デ、デキ・・・涙) やっぱり、黙して語らぬサナダであった。

貯めるんじゃない!サナダ〜

その時 停泊中のJAMATOから緊急連絡が届いた。

《 カンチョー、はど〜砲の影響でGBER星が!!》

中天にかかるGBER星の最後であった。閃光があたりを満たした時、かの星は消滅してしまったのである。

『ああ、いけない!』

「どうしたんだ、すたぁしゃ?!」

『エステンダルは2連星です。片方が消滅したということは、引力のバランスが崩れるということ。エステンダルは・・・・鎖のくびきを離れて、どこへ行くかわかりません。みなさん、急いで脱出してください!・・・マモル、私たちのさぁしゃをお願い!』

「君は?!」

『 だいじょうぶ。残りのエステンダル鉱石を持って、すぐ行くわ、さぁ早く!』

緊急発進のJAMATO!

「待ってくれ、すたぁしゃがまだエステンダルに居るんだ!」

「なんだって?にぃさん!」

≪ ワタシハすたぁしゃ・・・JAMATOノミナサン ワタシニカマワズ出航シテクダサイ ワタシ ハ ココニ ノコリマス えすてんだる鉱石ガ アルカギリ ワタシハ ホカヘ イクワケニハ イカナイノデス コレハ聖邪ノ石 マモラネバ ナリマセン ソレガ えすてんだる女王ノ シメイ・・・まもる・・・さぁしゃを・・・ワタシノ さぁしゃ・・・≫

それまで大人しく眠っていた赤ん坊のさぁしゃがむずがりだした。

“まんまぁ〜まんまぁ〜”

“ふぇ〜ん・・・ふぇ〜ん”

「ああ、いいこね、ほら泣かないのよ、ね、いいこだから・・・泣かな・・い・・ううう」

モリユキがさぁしゃを抱きしめすすり泣く。

「総員、エステンダル女王陛下すたぁしゃに敬礼!!」

オキタカンチョー以下全員が大スクリーンに最敬礼を返した。

≪ミナサン 帰路 ドウカ ゴ無事デ・・・サヨウナラ・・・≫

すでに軌道を離れ始めたエステンダルがJAMATOから遠ざかっていく。

「 JAMATO 地球に向けて発進せよ!!」

オキタの号令が館内に響いた。

J 帰還

一路、地球へ急ぐJAMATO。

しかし、往きはヨイヨイ、還りはコワイ〜のである・・・往きもすんごく大変だったのに、これ以上やだっ!っつってもしょうが無いもんは無い!!

宇宙の漂流星に成り果てたエステンダルを追う一隻の小型母艦があった。

すんでのところで脱出した、ですら〜である。しぶといねぇ、さすがサブメインきゃら!そうこなくっちゃ、物語はおわらぬのだ。

「 すたぁしゃ!!すたぁしゃ〜〜っっ!!」

「・・・? ですら〜?なにやってんの、アンタ」 (むむむ?キャラがおおざっぱオバサン風でないかい?)

「?すたぁしゃ・・・だよね?」

「そうよ!あはん、やだわ〜だってもうマモルもいないし、地球にもJAMATOにも傍受されっこないんだから、地を出したっていいじゃん!」

「でも・・・」

「なによっ!文句あるっての?え?言ってみなさいよ!」

(注 : 宇宙間通信中である。)

「いえ・・・」

「ふんっ!で?何の用?なんにもできないわよ、何処へいくのかもわかんないんだから!自力で脱出もできないし。第一このスピードじゃ、誰も追いつけやしないでしょ。亜光速に近づいてるってのに。」

「すたぁしゃ・・・わたしは・・・もう長いこと、お前のことを・・・愛して・・・・」

「え〜?なんですってぇ?聞こえないわよっ?!」

「愛しているんだっ!」

「何・・して・・んだ・・て?だから聞こ・・・な・・・」

「すたぁしゃ〜〜〜っ!!」

小型母艦に亜光速で遠ざかる星を追いかけることなど不可能だった。

ですら〜決死の告白も空しく宇宙に散って逝く・・・

「こうなりゃヤケだ。タラン!JAMATOを追えっ!!」

「はっ!!」

逆恨みの極みである。そもそも、ですら〜、あんたが吹っかけたケンカじゃないか?

そんなことしなけりゃ、今ごろ、寿命をまっとうしようとする星で、すたぁしゃと愛を語らっていられたかもしれない。

エステンダル鉱石をつかって、惑星を住みやすい星に改造できたかもしれない。

ですら〜の胸の内にはほんの少しだけ後悔が・・・・

無かった!そんなもん!

・・・・・・・

『 ふふふふ、JAMATOの諸君。おまたせしたね。サイチェン〜♪』

「総統、ご用意できましたっ!」

・・・・・・・

「何をする気だ、ですら〜?!」

・・・・・・・

『 教えてやろう・・・これだよ。7・6・5・・・』

・・・・・・・

「いかん!!」

・・・・・・・

『 ですら〜砲 発射・・・』

DESURA~HOj!!

間一髪でワ〜プが間に合い、それを追って、ですら〜もワ〜プ。

おにごっこ開始である。これを追いかけっこ “聖戦” ともいう。

何回目かのワ〜プののち、ワ〜プ座標の計算ミスで、ですら〜艦がJAMATO第三艦橋にめりこんだ。

白兵戦である。ですら〜は強活性酸素ガスをJAMATO船内に充満させるように指示する。

「いやぁぁぁーーーっ!!」

モリユキがまだテストも済んでいない “ そふらんC ”に飛びついた。

「やめろぉ、モリユキぃ!!」

「おハダが、おハダがシワクチャになっちゃうっ!」

しかし、設計に欠陥があったのだろう(なにせ、すたぁしゃ だし・・・)、ショックでモリユキが倒れ込んでしまう。 

モリユキは息をしていなかった。コダイは必死で蘇生を試みる。

まうす TO まうす である。 あわせて、心肺蘇生術! 

・・・・そこ、妄想するでない・・・・

「モリユキぃ〜!!」 コダイの号泣が館内にこだましてゆく。

・・・・・・

「うふふふふ。とどめだ、JMATOの諸君。覚悟せよ」

JAMATOはカンチョ〜の指示で第三艦橋を切り離す。

「もう おそいわ・・・わははは!!ですら〜砲発射!」

DESURA~HOj!!

しかし、なんと、ですら〜砲のエネルギー束がJAMATOの外壁に跳ね返され、そのまま、ですら〜小型母艦に命中!!

DESURA~HOj!!

「ぎょぇぇぇぇぇっ、んな、アホなぁ〜〜・・・・」

あわれ、ですら〜は宇宙の果てに飛ばされて行ったのである。

爆発しなかったところをみると、小型母艦ゆえのせいであろうか。

再びサナダ得意の“ 因果応報攻撃 ”空間磁力金メッキであった。 天才!!

「モリユキ、見えるかい。帰ってきたんだよ、ぼくたち・・・ううう」 

コダイはしっかりとモリユキを抱えていたのだが、その右手はどさくさに紛れてモリユキの張り切った胸をしっかりと握りしめ・・・

そのころ、オキタカンチョーは強活性酸素ガスをもろにあびたせいか、はたまた、年のせいか、サドに見守られながら 静かに息を引き取っていった。

「地球か・・なにもかも、みな、なつかしい・・・・」

そのとき、モリユキが息を吹き返したのだ!!

「アタクシは不滅ですのよっ!」 バッシ〜〜ン☆(← コダイがぶったたかれた音)

第一部 完   諸君 第二部を待てっ!!